並ぶ、並ばない? byよん

甘いものが食べたい!!!自分で買って食べたいとはめったに思わないが、たまに甘いものが食べたいという欲求が目覚めてくるときがある(春の食欲増加?おそろしい(-.-;))。

久しぶりにドーナツが食べたいと思った。でもうちの周りにはドーナツ屋がない。私がわりとよく足を運ぶ渋谷や新宿にはドーナツ屋がいっぱいあるけどな〜。ミスドがうちの近くにできればいいのに、帰る途中にデパートでも寄ってみようか、ああ、たぶん混むだろう、めんどくさい(≧ω≦)。。。。。。


めんどくさい気持ちを抱えて、私は近所の鯛焼き屋を通りすぎていた。「鯛焼きもいいだろう」と近づこうとした瞬間、十人くらいの並んでいる列に目がとどまった。「ああ、待たなきゃいけないのか」と思ったら、食べたい気がなくなってしまった。その日はドーナツ鯛焼きも食べれなかった。

数日後、仕事があって渋谷に寄ることになった。生徒さんとの待ち合わせ場所に向かって道を黙々歩いていた私の目に、ちょっと左側の人だかりが見えた。それは並びかたを直線に変えると、何十メートルに及ぶくらいの列だった。みんなくねくねと長い列を作り秩序正しく並んでいた。何だろう、この列?
看板を見上げるとクリスピー・クリーム・ドーナツという文字が目に入った。ずっと前友達と一緒に行った新宿の店舗が頭に浮かんだ。クリスピー・クリーム・ドーナツが新宿に進出してまもなく、ドーナツが好きな友達と新宿店に向かったが、遠くで見てもその列は長蛇で、並ぶ勇気はまったく湧かず、二回も諦めて店を後にした覚えがある。ああ、クリスピーなのか。いつ渋谷にもできただろう。



Flickrtokyo ayanoさんが撮った「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の商品


ドーナツを食べるためにこんな列ぶことができるなんて忍耐強いなぁ〜みんなこんな長い時間を費やして美味しいものを手に入れるだろうか。私は忍耐力がないからやめよう


いつも人がたくさん並んでいる店がある。美味しいかな、何か個性があるのかなと、入ってみたいと思うけど、入ることができない。そんな列ぶことはちょっと苦手。並ばないと美味しいものを手に入れることができない(TT)

美味しいと思う店にそんな並べますか?」と、ある人に聞いた。
「ウゥム、たぶん誰かを喜ばせるために並ぶときは可能でしょうか。プレゼントを買うために並んだりとか。
それと、一緒に並んでいる人だちといろいろしゃべられるのがいい人もいると思います。一人ではないという集団のなかでの自分、共通の空間にいるということで感じる安堵。たぶんそういうものじゃないですか。
また、美味しい、特別なものを獲得できたとみんなに自慢したい気持ちもあると思います。それでまた共通の話題を持つことができます。」
だいたいこんな答えだったと思う。

そうか、そんな意味もこもってるだろうか。もっとわからなくなってしまった。今度並んでみようかな〜

並ぶ、並ばないどっちでもいい